南棟の3月の生活について
高等部3年生、中学部3年生が卒業しました。
南棟のお別れ会では、お互いのこれからを思い、励まし合いました。
寂しい気持ちはありますが、在舎生は「私がしっかりしよう。」とやる気を出していました。
今回のブログのテーマは「南棟の3月の生活」です。
<予定の管理>
先の予定を知ることで、見通しを持って生活できるようにしています。
毎月のカレンダーを、寄宿舎生が作ります。
予定を確認したり、棟の廊下に貼って共有したりします。
自分や友達の予定、学校や寄宿舎の仕事、誕生日などを記入します。
寄宿舎でやりたこと、できることは何か、考えて生活します。
このホワイトボードは、卒業生が予定を確認した後、自分の気持ちを添えて在舎生に向けて記入していました。
<新しい当番表>
卒業生がしていた当番を新しく振り分けるため、話し合いました。
掃除の時刻が近づいたら、当番表で自分の分担を確認します。
責任を持って、取り組んでいます。
<部屋の管理>
卒業生が旅立った後、在舎生は自分の部屋を、1人で管理することになりました。
「誰かがやる」ではなく「自分でやる」という意識が強まりました。
カーテンを適切に使用できるように、タイミングに応じて開閉します。
着替える際は、外から見えないように必ず閉めます。
朝は光を取り込むために開け、気持ちの良い日差しを浴びています。
使っていない家電のコンセントは抜きます。
掃除機、CDプレーヤー、DVDプレーヤーなど、使った後は決まった場所に片付けます。
<余暇活動>
楽しい時間が増えるような工夫をしています。
南棟では、ディズニープリンセスやカートゥーンアニメのDVDが人気です。
視聴する際は、プレーヤーを自分で用意します。
赤、白、黄の3色コードを、正しい位置に差し込みます。
好きなDVDをセットして、画面を切り替えて視聴します。
1人でできることが増えると、楽しみも増えます。
遊びながら食べることができる知育菓子を購入し、楽しみました。
水を入れて練ると、伸びたり色が変わったりするお菓子でした。
<寄宿舎生同士の交流>
在籍している寄宿舎生が変わると、交流の様子も変化します。
下の写真は、これまで別の部屋だった寄宿舎生2人が一緒に寝ているところです。
先輩が後輩を誘って、仲良く布団を並べることができました。
こういった交友関係の変化も、寄宿舎の楽しみの1つです。
<思い出を振り返る>
この1年間、寄宿舎生活でたくさんの写真を撮影しました。
選りすぐりの写真を印刷し、アルバムを作りました。
寄宿舎で頑張ったことや、楽しかったできごとなど、大切な思い出を詰め込んだアルバムが完成しました。
♬本校の校歌をご紹介します♬
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